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電力量計をスマートメーターに交換されてしまいました。 [その他]

この度、私の自宅に業者の人が来て電力量計をスマート メーターに交換して行きました。

数日前に東京電力パワーグリッド株式会社から従来のアナログ式電力量計をスマート メーターに交換する旨の通知が届きました。

私はスマート メーターというものについてすっかり忘れていたのですが、ウェブで少々調べたところ、一定の時間間隔で電力使用状況に関する情報を電波で電気事業者に送信するものである事、遠隔操作にて電力供給を遮断、再開する事ができるものである事などを知りました。

スマート メーターが通信を行う際に発射する電波が健康問題を引き起こす可能性を指摘する情報もあり、また、プライヴァシー侵害の恐れが強い事を知りました。

プライヴァシー侵害については、家庭内の電力使用量の時間的な変化を業者がモニタリングでき、これを分析することでどの家電製品を何時に使用したかについて把握できます。
エアコンの使用状況、冷蔵庫の容量、TVの視聴時間、PCの使用時間、洗濯機の使用時間、トースターの使用状況などについて分析できる可能性があります。

そこから、世帯構成、起床時刻、朝食の時間、出勤時刻、専業主婦、専業主夫の有無、子供の通学時刻、病人などの看護の有無、家に住人が居ない時間、昼食の時間、帰宅時刻、入浴時間、晩食時間、就寝時刻、旅行など長期外出状況、生活が不規則かどうか、などが分析できる可能性があります。

こうした情報が様々な業者の手に渡って行く可能性があります。

スマートフォンによるプライヴァシーの侵害は深刻な状況である事が知られておりますが、同様にスマート メーターによるプライヴァシーの侵害の懸念があるようです。
そしてそれは個人情報に留まらずに世帯の生活状況に関する情報です。

私は電話で東京電力パワーグリッドに問い合わせました。
以下の回答がありました。

・情報送信の為の電波の発射は、15分に1回である。
・送信する情報は、30分間毎の使用電力量についてのものである。
・発射する電波の強さは現在の携帯電話と同程度である。
・取得した情報については、それまでのアナログ式電力量計の検針によって得られた情報について2年間の保管をしているので、最短でも2年間は消去しない。

私は電波発射とプライヴァシー侵害の懸念を伝え拒否したいと申し出ましたが、同日中に東電から電話があり、平成32年度(2020年)までに全世帯にスマート メーターを導入する方針は国で閣議決定された事であり、健康上の理由でないのであれば交換させて欲しいと言われ、仕方無く応じてしまいました。

業者によるスマート メーターへの交換は停電も無く速やかに行われ、今後は自宅の電力使用状況が電波にて送信され続ける事となりました。

スマート メーターの導入は電気事業者にとっては検針の為の人件費削減ができる事、電力小売全面自由化に際して便利である事、電力のリアルタイムでの変化を把握して電力供給と省エネルギーに役立つ事といった利点があります。
しかしそれと同時に、電波が発射される事と世帯のプライヴァシーが侵害される事といった悪い点があります。

国と電気事業者による半強制的なスマートメーター導入の方針には私は大きな疑問を感じざるを得ません。

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