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オバマ アメリカ大統領による広島演説がありました。 [日常]

本日、2016年5月27日、 " バラク オバマ " アメリカ合衆国大統領が 現職のアメリカ大統領としては初めて、原子力爆弾の被爆地の一つである " 広島市 " を訪れました。
原爆投下による悲劇の記録を展示する原爆資料館にも訪れ、その資料の数々を目にしたようです。

これは歴史的に重要な出来事であり、原爆を実戦で使用した唯一の国であり今も原爆の大量保有国であるアメリカの、原爆投下に対する認識が良い方向に変化している可能性を感じさせるものです。
アメリカでの世論は今までの約70年間、広島市と長崎市に対する原爆投下を戦争の終結の為には必要な事であった、或いは戦争を早く終わらせて全体の犠牲者を減らす事が出来たといった考えに囚われ、その原爆投下を正当化する事に必死でしたが、人々の世代交代も進み、核兵器に対して冷静に問題を考える事が出来るようになって来たのかもしれません。

そして、オバマ アメリカ大統領は広島市の平和記念公園を訪れ、日本の被爆者の方が見ている前で、平和に対する強い思いを言葉にして演説致しました。

"NHKニュース" の本件に観する記事 "オバマ大統領が所感 核なき世界への決意を表明" のURL:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160527/k10010537591000.html

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[同日追記]
オバマ アメリカ大統領による広島平和記念公園での演説の全文の日本語訳文が掲載されていましたので、紹介させていただきます。
"ザ ハフィントン ポスト" の記事 "オバマ大統領の広島スピーチ全文 「核保有国は、恐怖の論理から逃れるべきだ」" のURL:
http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/27/obama-begins-visit-to-hiroshima_n_10160172.html

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[翌日追記]
上記の "ザ ハフィントン ポスト" の記事は5月28日9時40分に日本語訳文を修正し、更に元の演説内容の表現に近いものとなりました。
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私はTVを通して視ておりましたが、その内容は実に良いものでした。
日本の広島と長崎の原爆の犠牲について、その当時の一般の人々、女性も男性も子供達も、その核兵器によって命を奪われた事の悲劇、その後も続く被爆者の苦痛について、深く語っていました。
そして、人類の歴史が戦争の連続であり、その度に罪無き人々が傷付き、犠牲となって来た事、現在もそれが続いている事、人類の科学に対する欲求が兵器開発にも繋がり、悲劇を増大させて来た事、人々のより多くを手中に収めたいといった欲望が戦争に繋がる事、宗教による悲劇、帝国主義の隆盛と衰退等について語りました。
そして、核兵器はもとより、戦争そのものの廃絶を訴えていました。
戦争の悲劇を語り、世界は問題の解決に戦争ではなく外交による解決を最優先すべきであると言いました。

オバマ アメリカ大統領の平和記念公園に置ける演説内容はとても良いものだったと思います。
しかしながら皆が知っての通り、アメリカ国内にも反平和主義的な人々が多く存在しており、取り分け共和党系の議員やその支持者達は武力による解決を望む傾向が強いように思われます。
民主党所属であるオバマ大統領はアメリカ国内に於ける銃規制推進の立場であり、社会福祉の充実を推進する立場でしたが、アメリカ議会は共和党が多数で民主党を上回っている為、オバマ大統領の政策は実現が非常に困難でした。

今後、次期アメリカ合衆国大統領選挙でもしも共和党のトランプが大統領となってしまったならば、今日のオバマ演説の内容は完全に踏み躙られ、軍事力による支配が進められ、戦争や紛争が行われ、市内では銃器や銃犯罪が蔓延し、差別も広がり、世界中で多くの人々が犠牲となるかもしれません。

今日のオバマ演説で語られた理想を追求する考えの人物が各国の指導者となる事を心の底から望みたいところです。

一方、日本の安倍総理大臣が続いて演説をしましたが、こちらは原爆の悲劇と被爆者の苦痛、核兵器廃絶への取り組みを訴えましたが、世界の平和について、戦争の廃絶についてはオバマ アメリカ大統領の方が遥かに強く訴えており、日本の総理大臣としては見劣りする内容であるように感じました。

この後、オバマ大統領は原爆ドームを訪れました。

このオバマ大統領の広島訪問の様子とあの演説を世界中、特に中国、ロシア、北朝鮮、或いは独裁的政治が行われている国の人々に見てもらいたいと思います。

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